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C61の復元 [日本の蒸気機関車]

 ドイツのSLの話をしていたら、群馬県伊勢崎市に保存されていたC61が復元される、というニュースが今日の夕刊に掲載されていた。よってここではヨーロッパのSLの話は中断してC61について。

 日本で作られた機関車は旅客用はパシフィック、と相場が決まっていたが、C61は日本初の「ハドソン」(軸配置2−C−2)。D51のボイラにC59の下回りを組み合わせたものでボイラが大きくなった分、軸重を分散させるため従台車が2軸になった。戦争中は貨物輸送が至上命令であったから貨物用の機関車が多く作られたが、戦後になって軍事物資の輸送はなくなり、貨物用のD51やD52が余剰になった。このボイラを使って不足している旅客用機関車を調達しようというわけである。

 大型になった分、火床面積が広くなり、3.8平米と、およそ一坪分の広さにあたる。こうなると一人の人間が投炭出来る能力を超えるので自動給炭装置が備えられた。大きいとはいってもアメリカのチャレンジャーやビッグ・ボーイなどは、十畳分くらいの火床面積があるから、ケタがちがう。世界的レベルから見ればこんなに差はあるものの、日本のSLとしては大型ではある。大きくはなったが最高速度は変わらなかった。だが牽引力はC51のくらべると約倍のパワーがある。さぞまたマニアの間で人気を集めるに違いない。
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